情報処理技術者試験センター

推薦の声

「情報セキュリティマネジメント試験」は、
ITパスポート試験と基本情報技術者試験の
橋渡し的な試験として学習に活かせる

愛知産業大学三河高等学校
情報処理科 教諭 林 真吾はやし しんご

林真吾様プロフィール写真

「情報セキュリティマネジメント試験」の受験を進めています。

本校は、普通科・電気科・情報処理科の3科があります。私は、普通科の「教科情報」、情報処理科の「原価計算」「選択科目(IT基礎)」の教科指導を行い、情報処理科3年C組(上位検定取得クラス)の学級担任をしています。情報処理科は、2年次より上位検定取得クラスと一般クラスに分かれ、上位検定取得クラスでは、基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験をはじめとした情報処理技術者試験の合格に向け授業を行っています。

平成27年11月頃、平成28年度春期より「情報セキュリティマネジメント試験」が始まることを知り、まず受けてみようという思いから私自身受験をしました。受験をしてみて、午前の問題は、ITパスポート試験の学習をベースに、セキュリティの知識、理解を高めることができれば対応でき、午後の問題では企業内のセキュリティ対応における事例が出題されていて、具体性のある内容であると感じました。高校生でも学習すれば合格できる内容であり、ITパスポート試験と基本情報技術者試験の橋渡し的な試験として学習に活かせると思い生徒に受験を勧めることとしました。

集中して文章を読み、理解し解いていく能力(読解力)を身につけるのに、大いに役立ちます。

情報処理科は、卒業後、地元の企業に就職する生徒が多かったのですが、大学や専門学校への進学を希望する生徒が増加しています。現在(平成28年度卒)では就職と進学の割合が3:7と進学の割合が高まっています。進学者の中には、特に情報処理に関する学習に熱心な生徒が多く、より専門的な知識を身につけるために、大学では情報系の学部や理工学部に進学をしていく生徒もいます。

近年、企業においてもセキュリティ対策の必要性の意識が高まっていると思いますが、「情報セキュリティマネジメント試験」を活用して、情報モラルについての学習指導をしているので、就職後もこれらの知識を生かして活躍をしています。進学においては、ITパスポート試験や基本情報技術者試験のように推薦入試や授業料免除・単位認定の条件としている大学・専門学校は多くありませんが、「情報セキュリティマネジメント試験」は、基本情報技術者試験と同様「レベル2」に位置づけられているため、同程度として扱っていただける学校もあります。今後は、ITパスポート試験や基本情報技術者試験と同じように合格実績を求められるようになると思います。

林真吾様お写真

「情報セキュリティマネジメント試験」の試験は、午前・午後に分かれ、合格するには、試験時間の配分が大切です。午前問題では、50問で90分、午後問題では90分で読み解かなければなりません。集中して文章を読み、理解し解いていく能力(読解力)を身につけるのに、大いに役立ちます。午後問題は、事前のリスク分析や対応策の考察に関する内容が多く、情報セキュリティ意識を高め、情報漏えいリスクを低減することはもちろん、万が一トラブルが発生しても、適切な事後対応により、被害を最小限に食い止めることにつなげられると思います。

また、昨今、SNSなどを利用した犯罪も増加傾向にあり、スマートフォンなどの機器(モバイル端末)の取扱方法、セキュリティ対策やモラル教育も必要であると感じていますが、これらの知識を得ることができるだけでなく、セキュリティの重要性を認識することができるため、就職・進学後も役立てていくことができます。

「情報セキュリティマネジメント試験」は、セキュリティ対策・教育の一助

生徒の学習を支援するために、市販の問題集はもちろん試験対策セミナーなどにも参加をして教材研究や指導方法の研究を行い、ガイドラインの要点なども盛り込みながら独自のテキストを作成しています。また、公開問題を分析して常にできる限り最新の用語を追加して、生徒に提供できるようにしています。

今後、情報セキュリティに対する認識は高まっていくと思います。「情報セキュリティマネジメント試験」では、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)・各種ガイドラインの分野からも出題されているため、試験範囲を学習することにより知識の習得につながります。単に試験に合格するだけではなく、セキュリティ対策・教育の一助になると思います。

※ 掲載内容は2017年12月取材時のものです。