試験情報

午前Ⅱ試験免除制度 情報処理安全確保支援士試験(SC)

公開日:2017年10月31日

最終更新日:2024年4月1日

情報処理安全確保支援士とは

「情報処理安全確保支援士試験」合格者は、国に登録することによって、サイバーセキュリティに関する高度な知識・技能を保有し、最新知識や実践的な能力を有する者として、独占的に「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格名称を使用することができます。

免除制度の概要

「情報処理安全確保支援士試験」では、「情報処理の促進に関する法律施行規則」の改正及び関係告示の制定により、新たに受験に際しての免除制度が創設されました。
本制度の活用によって、IPAが認定した学科等における情報セキュリティに関する課程を修了した者は、当該課程の修了認定をIPAに報告した日から2年以内に受験する「情報処理安全確保支援士試験」について、午前Ⅱ試験の免除が受けられます。

本制度の対象となる教育機関、学科等、認定の基準、試験の免除内容については、次のとおりです。

1.認定の対象となる教育機関

  1. 大学院
  2. 大学(短期大学を除く)
  3. 専門学校(高度専門士の称号が付与されるものに限ります)

2.認定の対象となる学科等

情報セキュリティに関する知識を専門的に修得するための研究科、研究科の専攻、学部、学科又はこれらに相当する課程

3.学科等の認定の基準等

(1)学科等の認定の基準は次のとおりです。

  1. 学科等の教育内容が、情報セキュリティに関する専門的知識を体系的に習得する内容となっており、かつ、「情報処理安全確保支援士試験」の午前Ⅱ試験の出題範囲の全てを必須としていること。

  2. 履修計画が「情報処理安全確保支援士試験」の午前Ⅱ試験の出題範囲に応じたもの(知識の幅と深さが同等以上)であること

    (午前Ⅱ試験で求める知識の幅と深さについては、「情報処理安全確保支援士試験 シラバス 追補版(午前Ⅱ)」を参照のこと。)

  3. 履修時間が次を満たし、合計で150時間以上であること

    セキュリティ分野(高度)

    110時間以上

    ネットワーク分野(高度)

    20時間以上

    応用分野

    20時間以上

  4. その他IPAが定める基準を満たしていること

(2)認定された学科等の認定有効期間:4年

(3)学科等の認定の審査に係る手数料(税込み):77,000円

4.「情報処理安全確保支援士試験」の免除内容

(1)免除の対象者

次の両方を満たす者

  • IPAの審査により認定を受けた学科等の卒業(修了)者又は卒業(修了)見込み者
  • 履修計画を修了したことの認定(修了認定)を受けた者

(2)免除の対象となる時間区分:午前Ⅱ試験

(3)免除を受けられる期間:修了認定をIPAに報告した日から2年間

申請方法

学科等の認定を申請する場合は、次表をご参照の上、必要書類を揃え、当機構に提出してください。申請方法等の詳細は、「申請の手引」を参照してください。

申請者情報の 登録

内容

学科認定を受けようとする者は、申請に先立ち、あらかじめ申請者情報の登録を行ってください。

申請書式

学科認定の 申請

修了認定の 報告

内容

学科認定を受けた者は、学生に対し修了認定を行った際、 3か月以内に修了認定の報告を行ってください。

申請書式

登録情報の 変更

内容

学科認定者情報や認定学科等、修了認定者情報等を変更する場合、登録情報の変更申請を行ってください。

申請書式

認定スケジュール

学科等の認定申請の受付から認定までのスケジュールは次のとおりです。

学科等の認定申請の受付期間

1月受付
(申請期間:8月1日~翌年1月31日)

審査期間

2~3月

認定日

4月1日

学科等の認定申請の受付期間

7月受付
(申請期間:2月1日~7月31日)

審査期間

8~9月

認定日

10月1日

認定済みの学科等

免除対象学科等認定一覧