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情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

企業における活用

2014年10月22日掲載

SCSK株式会社 河辺恵理さんからの推奨メッセージ

「情報処理技術者試験」は、標準中の標準。
当社の人材育成の重要な一翼を担っています。

SCSK株式会社執行役員・人事グループ副グループ長・人材開発部長河辺恵理様 SCSK株式会社
執行役員・人事グループ副グループ長・人材開発部長
河辺恵理さん

ITエンジニアとして長年にわたり活躍され、執行役員に就任し、人材開発部長も兼務される河辺さんに、同社での情報処理技術者試験の活用方法やメリットなどについてお話を伺いました。


幅広いITサービスや事業を展開しているSCSK

 まずは、当社について紹介させていただきます。SCSK株式会社は、住商情報システム株式会社と株式会社CSKが合併して誕生した会社で、インフラの構築からマネジメント、運用管理、BPO、ソフトやハードの販売まで、ITサービスのすべてに対応しているグローバルITサービスカンパニーです。さらにグループ会社では、BPOサービスなど、ITとからめたさまざまなサービスも提供する、幅広い事業を展開しています。

 ITは今や、社会や企業には必要不可欠なインフラ。それを支えているという使命感や充実感が得られると同時に、業界の垣根を超えた混合ビジネスが誕生するなど、ITシステムが社会をつなぐハブのような存在になっていることが、IT業界の魅力であり、面白さだと感じています。また、ITは新たな価値を生み出す可能性も多分に秘めており、今後も変化、成長していく業界であることは間違いありません。


社員の成長が企業の成長につながる
その第一歩として情報処理技術者試験は非常に有効

 IT業界では人が財産。社員の成長が、企業の成長につながります。そのため、当社では社員一人ひとりが自発的に成長し続けられる仕組みと、充実したワークライフバランスを経営(人材開発)のテーマにしています。

 人材育成においては、入社6年目までは幅広いIT知識を習得できるよう、必須受講の形式でさまざまな研修を実施しています。知識のインプットから実践までのサイクルがスムーズに機能することが成長の鍵だと考えています。その第一歩として汎用的な知識を習得できる情報処理技術者試験の「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」は非常に有効です。そのため、これらの試験に関しては入社後早期に合格することを社員に義務づけており、内定段階から研修や通信教育などを受講できるバックアップ体制を整えています。こうした取り組みにより、「基本情報技術者試験」は、新入社員のほぼ全員が1年目に取得し、その後の早い時期に、ほとんどの社員が「応用情報技術者試験」も取得しています。

 それと同時に、社員たちが自己研鑽のための時間を確保できるよう、より働きやすい職場づくりへ向けた働き方改革の施策である「スマートワーク・チャレンジ20」も推進しております。


社内認定制度への活用によって、社員のモチベーションが向上

 ITエンジニアなら、情報処理技術者試験の「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」を取得していて当たり前。それプラス、高度試験は一流のITエンジニアの前提知識として重要だと私どもは考えております。当社ではITSS(ITスキル標準)に準拠した専門性認定制度も設けており、そのベースとして情報処理技術者試験を位置づけています。例えば、一定レベル以上の認定を得るためには、高度試験の取得が必須です。この制度の導入により、社員のモチベーションが向上し、専門以外の試験にも自らチャレンジする気持ちも生まれているようです。

 なぜ、情報処理技術者試験なのかと言うと、業界全体で認知されている国家試験であると同時に、ほとんどの業務領域に連動しているため、客観的なスキル判断の尺度となるからです。情報処理技術者試験は当社の人材育成の重要な一翼を担っています。


幅広いIT分野を網羅する、IT人材の育成に必要不可欠な試験

 ITサービスは、世の中から絶対になくなることはありません。永続性の高いITを提供し、お客様を長期的に支えていくことが基本スキームのIT企業にとっては、人材育成という意味でも、標準中の標準になっている情報処理技術者試験がカバーしてくれる部分は大きく、必要不可欠なものだと思います。

 IT業界には多種多様な職種や専門分野があり、技術者が活躍できるチャンスに溢れています。その成長をサポートする一つの手段として、皆様も情報処理技術者試験の活用をお考えになってはいかがでしょうか。


SCSK株式会社 嶋屋雄太さんからの推奨メッセージ

IT業界での成長へのきっかけになる「情報処理技術者試験」

SCSK株式会社 ITエンジニア嶋屋雄太さん SCSK株式会社
ITエンジニア 嶋屋雄太さん

文系出身で、IT知識ゼロからITエンジニアのキャリアをスタートし、4年目を迎えた嶋屋さん。入社1年目で「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」に合格し、現在は現場の第一線で活躍している嶋屋さんに、この試験の魅力や利点などについてお話を伺いました。


IT業界での第一歩が、この試験でした

 大学時代は経済学部に在籍し、会計学を専攻しました。会計関連のシステムもあることから、IT関連も視野に入れて就職活動を行い、グローバルに総合的なITサービスを展開しているSCSK株式会社に魅力を感じ、入社しました。いわゆる文系であったため、IT知識はゼロからのスタート。正直、「どこから勉強したらいいのか」ということすら、わからない状態でした。

 当社では入社2年以内に、情報処理技術者試験の「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」に合格することが必須。そのため、内定と同時に集合研修や通信教育などが用意されており、それらを受講して「基本情報技術者試験」の学習を始めました。入社後も新人研修の一環として試験合格のための社内講座があり、試験日までは勉強漬けの毎日。その甲斐あって、1回で合格することができました!


キャリアアップに必要な基本知識が身に付き、その後の学習の指針に

 入社1年目の秋には、社内のeラーニングも活用しながら「応用情報技術者試験」にもチャレンジ。「基本情報技術者試験」受験の際に深堀りして勉強していたこともあり、自信を持って臨めました。結果は、見事に合格でした!

 これらの試験にチャレンジして感じたのは、日々の学習を通してITに関する基本知識が身に付いたことです。また、入社当初は「どのようなスキルが必要なのか」「それを学ぶためには何から手をつけたらいいのか」ということも全くわからなかったのですが、「基本情報技術者試験」を受けてから、それが見えるようになってきました。例えば、信じられないかもしれませんが、「データベース」や「ネットワーク」といった分野があることさえ知らなかった私にとっては、IT業界全体のさわりの部分、ITエンジニアとしてまず何をどこまで学習するべきかという基本を理解することできました。これがその後の自主学習を進める上での手がかりにもなり、非常に役立ちました。そういう意味でも、この試験は必要だと思います。


「情報処理技術者試験」は技術力の証明。社内でのアピール材料として役立つ

 「基本情報技術者試験」合格後に集合研修や職種別研修を受け、プログラム言語やデータベースなどについて学んだ後、当社の国際業務システム課に配属されました。入社4年目となる現在は、保守チームに所属し、銀行の貿易、外貨預金、外為業務などに関する勘定系システムの小規模案件や保守を担当しています。学生時代に学んだ会計学の業務知識はそれなりに役立っていますが、技術的にも業務的にもまだまだ。今も勉強の日々です。

 当社では、情報処理技術者試験の合格が社内でのアピール材料になるだけでなく、昇進や昇給、キャリアパスなどの指標となっています。そのため、幅広い知識を身に付けるのはもちろん、将来のキャリアアップを目指して、高度試験にもチャレンジしていくのが今後の目標です。


理想のキャリアパスへ向けて高度試験にも挑戦!

 IT業界では、高度なスキルや業務知識がなければ、なかなか仕事になりません。また、技術も日々進歩しているため、新たな領域を積極的に学んでいます。どんなに掘り進めても、「これで終わり」ということがない世界です。このように学ぶべきことがたくさんある大変さもありますが、その分、常に自己成長を続けられ、好奇心が常に満たされるところが、ITエンジニアの仕事のやりがいであり、魅力だと実感しています。

 個人的に、ゆくゆくはプロジェクトマネージャ、あるいはユーザ側寄りのITコンサルタントを目指したいと考えているので、それに備えてプロジェクトマネージャやITストラテジスト、データベーススペシャリスト、ネットワークスペシャリストの4領域の高度試験も、近い将来、受験するつもりです。

 情報処理技術者試験は、目指しているキャリアに応じた試験区分が用意されているため、非常にわかりやすく、勉強しながら、そのために必要な知識が身に付くところが優れているのではないでしょうか。
 ぜひ皆さんも、情報処理技術者試験にチャレンジして、IT業界での成長に役立ててください。私も頑張ります!