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情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

企業における活用

2015年3月4日掲載

株式会社日本総研情報サービス(JAIS) 野田実さんからの推奨メッセージ

「情報処理技術者試験」は、ITの世界の知識の標準化を支える、貴重な存在。

株式会社日本総研情報サービス・野田実さん 株式会社日本総研情報サービス
専務執行役員
野田実さん

 2000年問題、銀行合併などの金融やIT変革時に、システム開発の現場でグループ長として多くのプロジェクトをまとめていた野田実さん。現在は、人事全般を担当し、社員の処遇や公正な人事だけでなく、将来の日本総研情報サービス(略称JAIS:ジェイス)を支える人材を会社の財産「人財」と捉え、その計画的育成に重要な経営課題として取り組んでいます。野田さんに、情報処理技術者試験の魅力を伺いました。


「人財」育成が基本方針のJAIS

 JAISでは “自律型の行動力のある人財”を育成することを基本方針としているため、ヒューマンスキルの成長に重点を置いています。それぞれのキャリアパスで必要とされる資質の育成も現場任せにするのではなく、会社として力を入れて各階層の研修の中で行っています。「入社3年目までに一人で動ける人財に育てること」を目標にOJTに加えて毎年研修を行い、さらに、2014年度から新たに「キャリア開発面談」を実施することでキャリア形成支援も強化しました。また、人が成長するには環境の変化も大きなきっかけとなります。そこで、トレーニー制度等の人材交流で経験を積むことにより、人間力、視野及びスキルの拡大を図らせています。

 キャリアアップのためには、ITエンジニアとしての広範な「スキル・知識」を身に付け、日々向上させていくことが重要です。その点において、基本情報技術者試験・応用情報技術者試験を通して若いうちからITのスキル基盤をしっかり構築しておくことが大事であると考えています。

 上記「ヒューマンの資質」と「技術力」のバランスの取れた向上への取り組みが、当社の人財育成の特徴と言えます。


ITの世界は日進月歩。でも本質的な考え方や普遍的な技術は変わらない。

 ITの世界は、技術への興味がないと本当の意味で仕事の面白みを感じることができないですし、成長もできません。情報処理技術者試験へのチャレンジは、そのきっかけ作りと興味を維持するために重要です。

 JAISでは人物重視で理系の方はもちろんのこと文系出身の方も積極的に採用しています。いずれにしても当社新入社員にとって情報処理技術者試験は、IT業界への扉を開けてくれるものであり、また、業務・システムを理解する基礎を作るのに大きな役割を担っています。お客様との正確なコミュニケーションを支えるのは、基本的かつ普遍的な技術の素養です。その意味で情報処理技術者試験に合格しているとベースの素養があることが確認でき、実務での経験を通して安定した成長を期待できます。ITの世界は技術が日進月歩といわれていますが、その裏にある本質的な考え方や技術は普遍的なものが実は多いのです。よって基礎知識を理解しておくと、新しい技術や製品についてもその位置づけやポイントをすばやく把握し、業務に適用する際にも自身で特徴等を正しく捉えて遂行することができます。


「情報処理技術者試験」で活気ある自ら成長する組織を目指す。

 IT業界以外では、経験や成長を通して次第に高度なミッションと向き合うことになり、その都度一から勉強しなおすこともあります。しかし、IT業界では高度な業務に関しても該当する試験区分の情報処理技術者試験を勉強することで、短期間に体系的な知識を身に付けることができ、実業務の習得も効率的に行うことができます。

 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、ひいては社会に貢献する人財を計画的かつ継続して育成できるスキームを構築することが究極の目標です。「技術力」、「提案力」を備えた自立したコア人財を多く輩出し、自ら成長する活気ある組織を目指します。「情報処理技術者試験」は同目標への遂行を側面でしっかりと支えてくれる心強い味方です。



株式会社日本総研情報サービス(JAIS) 田端亮資さんからの推奨メッセージ

株式会社日本総研情報サービス・田端亮資さん 株式会社日本総研情報サービス
田端亮資さん
2013年度入社 運用部門所属

2013年基本情報技術者試験、2014年応用情報技術者試験合格


運用部門の業務紹介

 入社時から三井住友銀行勘定系システムの運行(オペレータ)を担当しています。勘定系システムは、24時間365日稼働している銀行の基幹システムであり、多くのユーザが利用しています。決してミスは許されない業務ですが、常に緊張感をもってこなすことで、仕事に責任感をもって取り組むことができます。現在は、業務の幅も広がり、周辺システムの監視といった、よりユーザに身近な分野も担当しています。


知識の確認、将来の目標に情報処理技術者試験を!

 ITエンジニアとして、自身の知識や技術が外部で通用するのか確認したいと思っています。客観的に確認できるものとして、「情報処理技術者試験」はとても役に立ちます。また、当社では、情報処理技術者試験の合格がキャリアパスの指標の一つになっています。現在は運行担当ですが、今後はシステム運用を担当する立場として、開発部署との調整や運用改善を提案するような役割を担えるような運用管理技術者を目指しています。

 当社が受託している銀行システムでは、BCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)の一環としていくつかのプロジェクトを推進中です。情報処理技術者試験の勉強で、BCPとはどのようなものか学んでいたため、プロジェクトの重要性を理解するのに役立ちました。実務と関係がない、と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。勉強した内容はITエンジニアをしている限り、どこかで、必ず、役に立ちます。


どのような職種でも最適な試験区分があります。

 ITエンジニアとして、どのような職種、職位においても最適な試験区分があるのが魅力です。ITにおける全般的な知識を身に付けるために、応用情報技術者試験(AP)を受験し、合格しました。今後は、IT業界で注目度が高まっているセキュリティ分野に目を向け、より専門的な知識を身に付けていきたいです。もちろん、次の目標は高度試験の合格です。

 基本情報技術者試験(FE)、応用情報技術者試験(AP)を学習することは、単に基礎知識を身に付けるだけでなく、興味をもてる分野やキャリアアップにつながる分野を探す上でも有効です。まずは基礎知識を身に付け、さらに専門分野に特化した高度試験へチャレンジすることにより、専門知識をもったITエンジニアとして活躍することができると思います。



株式会社日本総研情報サービス(JAIS) 川井剛さんからの推奨メッセージ

株式会社日本総研情報サービス・川井剛さん 株式会社日本総研情報サービス
川井剛さん
2008年度入社 開発部門所属

2005年初級システムアドミニストレータ試験、2008年基本情報技術者試験、2010年応用情報技術者試験、2012年データベーススペシャリスト試験、2013年システムアーキテクト試験、2014年情報セキュリティスペシャリスト試験合格


開発部門の業務紹介

 入社研修後に開発部門に配属され、約2年間は主に認可法人の基幹システムの保守や開発に携わっていました。現在は、クレジットカードやキャッシュカード等を作成するためのシステム開発に携わっています。カード作成にあたっては申込者の氏名や住所等の情報をカード発行用データに変換したり、カード番号等を採番したりするためのシステムを作成しています。主にシステム設計工程を担当しています。現在の業務では大手企業からの受注も多く、世の中に大きく影響を与える業務に携われるので、とてもやりがいを感じています。


IT業界への就職のきっかけは、情報処理技術者試験

 大学は文系の学部で、ITとは無縁でしたが、初級システムアドミニストレータの講座に興味をもって受講し、試験にも合格しました。このことが、就職活動でIT業界を選択する一因になりました。

 当社は資格取得者に対する報奨金制度があるので、入社後も積極的に受験し、入社1年目に基本情報技術者試験(FE)、3年目に応用情報技術者試験(AP)と合格しました。現在の業務にかかわってからは、より高度なスキルを身に付けるべく高度試験に挑戦し、幅広く3区分合格しました。今後もスキルアップの手段として、各種高度試験の合格を目指します。


記述式問題は、表現力アップに有効です

 高度試験の午後試験は、記述式問題もあります。質問に対して決められた文字数で簡潔に答えを出すということは、業務でも非常に役立っています。他人に分かりやすく説明するときに、相手にどのようなまとめかたで説明すればいいのかといった技術も試験対策の中で学べました。

 情報処理技術者試験に合格すれば、社内でも昇進・昇給の評価対象となります。評価されることで、自分自身を奮い立たせて、さらにスキルアップできます。結果的に自分にとっても会社にとってもプラスになるのです。情報処理技術者試験へのチャレンジを通して、ITエンジニアが魅力的な職業になっていると思います。