HOME試験活用事例企業における活用

本文を印刷する

情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

金融業界で活躍する合格者スペシャルインタビュー

2019年3月11日掲載

群馬銀行 山田高正さんからの推奨メッセージ

幅広い視野と知識が得られる「情報処理技術者試験」

群馬銀行・山田高正さん 群馬銀行 システム部 企画管理室
山田高正さん
2012年度入行

合格試験:第二種情報処理技術者試験・ソフトウェア開発技術者試験・情報セキュリティアドミニストレータ試験・アプリケーションエンジニア試験・システムアーキテクト試験・データベーススペシャリスト試験

 
経営や業務の課題をITで解決

 私は工業専門学校から大学に編入し情報を学んできました。IT企業に10年ほど勤務した後、群馬銀行に転職し、現在はシステム部企画管理室に所属しています。
 企画管理室ではITの企画業務を行い、経営課題や業務課題の解決につなげています。勘定系システムや情報系システム等、基幹系システムの全体像の企画や、新しいシステムの導入検討、新技術の調査・研究などをしています。


「情報処理技術者試験」は、IT全体の視野を広げる

 企画業務では、常に最新技術に目を向けて、課題解決のために最適なシステムを企画することが求められます。そこで必要となるのが、幅広い正確なIT全般の知識です。情報処理技術者試験の受験を通して得た知識が、現在の業務に非常に役立っていると実感しています。
「情報処理技術者試験」と聞くと、IT企業の社員やプログラマ、システムエンジニアなどが受験するイメージが強いと思います。しかし、転職して感じたのが、一般企業のシステム部門の社員こそ、受験から得られるものが業務に有益であるという点です。例えば、ベンダ様との打合せの際、技術的、専門的な内容でもIT知識があると対等でスムーズな話し合いができますし、こちらから積極的に「ここをこうしたらもっと良くなるのでは」といった話ができるようになります。こういったことなども受験のメリットとして大きな部分だと考えます。一般企業のシステム部門の方も、ITの知識を高めるために、ぜひ、情報処理技術者試験を受験してください。


群馬銀行 角田星児さんからの推奨メッセージ

「データベーススペシャリスト試験」で得た知識がシステムの品質向上につながる

群馬銀行・角田星児さん 群馬銀行 システム部 情報グループ
角田星児さん
2018年入行

合格試験:基本情報技術者試験・データベーススペシャリスト試験

 
AMLシステムで取引をパトロール

 当行にはAML(アンチマネーローンダリング)システムが導入されていますが、その機能は、大きく二分することができます。一つ目は、初めて窓口にいらっしゃったお客様と、今後、お取引をして問題がないのかを判断するフィルタリング機能。二つ目が、お取引の中で、疑わしい送金などがないかを監視するモニタリング機能です。金融庁の対策で、疑わしい取引があれば報告することが義務づけられており、その取引を抽出するためのシステムでもあります。また、マネーローンダリングの対策は国際的にみてもFATF(金融活動作業部会)の勧告等の中心的な項目であるため、システム対応が求められており、新システムの要件検討やベンダ調整を中心に開発管理を行っています。


「データベーススペシャリスト試験」は、システムの実体化に直結します

 入行前は、ソリューションを提供する企業に勤務し、アプリケーションの設計・開発を担当していました。その企業で、アプリケーションの性能改善を担当した際に、データベースの設計を中心としたレビュアの役割が期待されるようになりました。また、年次とともに担当外システムのレビューにも参加するようになり、「正しい指摘ができているのか」という不安を抱くようになりました。その時期に、包括的な知識を身につける目的で「データベーススペシャリスト試験」の受験に向けて勉強し、合格しました。
 現在の実務では、ユーザ部門とデータ設計をイメージしながら仕様の調整を行い、下流フェーズで性能問題やデータ不整合などのトラブルの発生を防ぐことに「データベーススペシャリスト試験」で得た知識が役立ち、それがシステムの品質向上につながっています。また、ベンダ調整の場面においても、これらの知識をもとに具体的な調整ができるため、仕事の効率化にもつながっていると考えています。
 マネーローンダリング対策に必要な情報をユーザ部に求められた場合など、システムとして実体化する際にどのように構築していくか、そこに直結するのが「データベーススペシャリスト試験」の知識だと感じています。情報処理技術者試験の勉強をすることで、特定のシステム構成や業務に縛られない幅広い知識を身につけることができます。


群馬銀行について
当行は1932年に設立した群馬県、埼玉県及び栃木県を主要な営業基盤とする地方銀行です。群馬県に104店舗、埼玉県に23店舗、栃木県に10店舗を有する他、東京都に9店舗、神奈川県に3店舗、また千葉県、長野県、大阪府にそれぞれ1店舗を有しています。近年では、京浜エリアに営業基盤を拡大しており、2014年に荻窪支店(東京都)、2015年に川崎支店(神奈川県)、2016年に葛西支店(東京都)、2017年に足立支店(東京都)を開設しました。また、海外では、ニューヨーク支店の他、香港に現地法人、上海・バンコクに駐在員事務所を設置しています。2016年4月からの3年間を計画期間とする「2016年中期経営計画『Value for Tomorrow』~価値ある提案を明日に向けて~」では、めざす企業像を「地域とお客さまの明日をサポートし、ともに成長する地域金融グループ」を掲げ、地域とお客さまの幅広いニーズに向き合い、真に役立つ金融ソリューションの提供に努めております。

群馬銀行におけるデジタル化の取組みについて
インターネットが社会インフラとして定着し、電子商取引(Eコマース)やキャッシュレス化が人々の生活に浸透するなど、めまぐるしいスピードで社会経済のデジタル化が進んでおります。銀行が提供する金融サービスについても、FinTechと呼ばれる金融とテクノロジーを融合した新しいサービスが注目を集めるなど、お客さまの利便性向上のため、更なるデジタル化の推進が求められています。また、異業種の参入やマイナス金利政策の継続など金融機関を取り巻く環境が厳しさを増すなか、各金融機関は収益性を向上させるため、金融サービスのデジタル化だけでなく、デジタル化による業務の効率化も喫緊の課題となっております。このような環境下、当行は、AIによる銀行業務の高度化やRPAによる業務の効率化、インターネット・バンキングやバンキングアプリのUI(User Interface)/UX(User Experience)の向上等、デジタル化技術の活用に積極的に取組み、これまでの既成概念にとらわれず、様々なことにチャレンジしていきたいと考えております。