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情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

高校等における活用

2014年6月30日掲載

静岡県立沼津商業高等学校インタビュー

沼津商業佐野先生加藤先生 静岡県立沼津商業高等学校
左:佐野 陽一 様 進路指導主事
右:加藤 正樹 様 情報ビジネス科・進路指導課 学科長(2014年4月より静岡県教育委員会へ異動)

――静岡県立沼津商業高等学校とは
加藤先生:本校は明治32年に開校しました。卒業生の進路は、就職と進学が半々であり、在学中に基本情報技術者試験(FE)に合格し、大手ベンダに就職した卒業生もいました。平成25年度には在学中に情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)、応用情報技術者試験(AP)に合格した生徒を輩出しました。
情報処理の学習には力を入れており、部活動も盛んで、電算機部は、全国高等学校情報処理選手権大会で平成21年度から5連覇を果たしています。

――情報処理技術者試験の取り組みについて
加藤先生:1年生後半からコースを分けており、システムコースではFE合格を、ITコースではiパス(ITパスポート試験)合格を目標として、全員で情報処理技術者試験の合格を目指しています。
多くの高校では、主に情報系の部活動で合格を目指していますが、本校では、情報系の部活動の生徒はもちろん、運動部や他の部活動の生徒も各コースに在籍しており、FE、iパスの合格者が多数います。

高校を卒業して社会に出るにあたって、高校時代に身につけたものが必要なのではないかと考えており、情報処理技術者試験に合格したことが進学・就職に活きていると思っております。
情報処理技術者試験の受験は積極的に推進しており、外部資料の活用、専門学校講師による講座(土日2日間等の集中講座)を、システムコースでは年3回、ITコースでは年2回、春休み等に補習として行っています。CBT方式であるiパスについては、パソコン室を開放して授業外でも学習できる環境を準備しています。

――情報処理技術者試験の効果について
加藤先生:静岡県内ナンバー1の合格者数が本校のPRになっており、情報処理系の高校では定員割れも見られる中、本校は概ね定員以上を越える応募があります。これは、情報処理技術者試験への取り組みが学校の評価として表れているのだと思います。

佐野先生:本校では、SCやAPの合格者もいます。生徒には、FEで満足しないように伝えています。実務経験がないので記述式の解答は難しいのですが、生徒同士での話し合いや解説を読むことにより、自分たちで理解・問題解決をさせるように指導しています。
先輩が合格するということは、自分たちも合格することができることを意味するので、向上心、憧れ、縦の関係を大事に指導しています。OBが直接、後輩に体験談を伝える環境もあり、生徒同士のつながりも大切にしています。

――最後に今後の取り組み、意気込み等
加藤先生:資格はもっていないよりもっている方がよいです。就職では履歴書に書くことができ、大学進学では推薦要件の一部になっている学校もあります。
また、難しい目標を設定して乗り越える力が生徒には必要であり、今後とも情報処理技術者試験の合格を目標とし、活用していきます。

佐野先生:普通高校に負けないように、生徒の生きる力や実践力を育てていきたいと考えています。情報処理技術者試験を活用し、合格者を増やし、県内ナンバー1を取り続けていきたいです。生徒には、卒業後悩んだ時には高校で努力したことを思い出して、励みにしてほしいです。

情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)合格者 インタビュー

沼津商業吉尾様 吉尾 雅貴 様
静岡県立沼津商業高等学校
3年生(2014年3月卒業)

――SCを目指した理由は?
2年生になって専門科目の勉強をすることにより、情報処理を学問としてとらえるようになりました。電算機部のAPに合格している先輩に憧れ、APを受験し合格しましたが、APに合格すると「ここで終わりたくない」という気持ちになり、高度試験を目指す意欲が湧いてきました。
そんな時、部活動でプレゼンの題材を調べていた際に、高齢者が安全にネットショッピングできるように、ITを使った環境を提供したいと思ったことから、セキュリティに興味をもち、専門分野が学べるSCを目指し受験しました。今後は、更に知識の幅を広げるため、プロジェクトマネージャ試験(PM)やITストラテジスト試験(ST)の合格も目指したいと思います。